郊外や地方にある宿泊設備を備えたレストランのことをオーベルジュ(Auberge)呼んでいます。
発祥の地は、フランスです。オーベルジュの歴史は中世まで遡るとも言われています。
1900年に創刊されたミシュラン・ガイドが星によるレストランの格付けを1926年から始めました。自動車が普及するようになると地方にあるオーベルジュも注目されるようになりました。
日本では1970年代以降、フレンチの一般化と共に、全国の観光地やリゾート地、別荘地などにもオーベルジュがオープンするようになりました。
現在の日本におけるオーベルジュは、日本独自の旅文化とも融合し、日本料理や世界各地の料理を提供する多彩なスタイルで登場しています。
オーベルジュの業界団体として日本オーベルジュ協会があります。本協会は1986年に神奈川県足柄下郡箱根町に開業した「オーベルジュ オー・ミラドー」が日本初のオーベルジュと主張しています。
しかし、1985年に長野県茅野市に「オーベルジュ シャンブルドート ピステ」が開業しており、根拠は定まっていません。
宿泊施設を備え、食材の質や産地にこだわった料理を提供するレストラン。