gtag('config', 'G-2T8SYQH37V');

レトロモダンな洋館 京都「長楽館」

 

京都・八坂神社の東側にたたずむ洋館「長楽館」約100年前に建てられた建物がそのまま残る特別な空間で、タイムスリップしたような気分になります。

京都では桜の名所として知られている円山公園の隣、八坂神社の東側にた佇むのが「長楽館」です。明治時代に“煙草王”と呼ばれた実業家・村井吉兵衛が、国内外のゲストをもてなす迎賓館として造った建物です。

長楽館本館には今回リニューアルしたカフェのほか、ケーキや焼き菓子が並ぶブティックやフレンチレストランがあり、別館にはホテルやイタリアンレストランも・・・・。

迎賓館として伊藤博文公、大隈重信公をはじめ多くの人々を迎えた、長楽館。中へ入ると別世界が広がっています

ヨーロッパ、アメリカ、中国など世界中の建築様式と日本の技術を融合させた美しい建物は「京都市有形文化財」にも指定されています。

エントランス入ってすぐの「迎賓の間」には天井にロココ調の装飾が施され、その豪華さにうっとり。そんな空間でゆったりとお茶の時間を過ごすことが・・・・。

カフェではアフタヌーンティーセットなど、優雅な気分を味わえるメニューが用意されています。

長楽館は、ティータイム・ランチ・ディナーと、レベルの高いグルメが満喫できるスポットとしても高い知名度を誇っているホテル。門の前には、併設されたカフェやレストランの案内板が立っています。

長楽館は本館とホテル棟の2棟からなるホテル。本館の玄関をくぐった後は、スタッフの方にホテル棟まで案内してもらいます。

上の画像は本館の通路。扉の先に見えるエレベーターで、ホテル棟のラウンジがある4階に上がります。

長楽館の客室は、客室からの眺めによってパノラマビュー・パークビュー・サイプレスビューの3タイプに分かれています。

パノラマビューは、窓から東山一帯に広がる翠巒の全景を眺めることができる客室。文字通り、長楽館でもっとも眺望の良い客室となっています。

洗面スペースは脱衣所も兼ねていて、バスルームとはガラス戸で仕切られています。壁に掛けられたバスローブは、今治産のタオル地で作られたもの。

夕食はイタリアンレストランのコーラルでいただきます。経歴豊かなシェフの独創的なイタリアンを存分に味わうことができます。

本格イタリアンのフルコースだけあって、やがらのアクアパッツァ・ラヴィオリ・パスタなど、運ばれてくる料理はどれも逸品ぞろい。ラヴィオリとパスタはコーラルの自家製で、パスタの具材には伊勢海老が使われています。

朝食は本館にある迎賓の間でいただきます。名前の通り、気品が漂う室内装飾は、見る人を圧倒するような豪華さ。

長楽館に宿泊する醍醐味が、十二分に満喫できる部屋となっています。置かれているイスやテーブルも芸術的な域に達した美しさ。

バカラのシャンデリアが、迎賓の間に格別な華やかさを添えていますね。ちなみに、迎賓の間は、日本に現存している西洋館のなかで最大規模の応接間と言われています。

 

Translate »