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歴史を感じさせる 柚子屋旅館

 

夏の京都旅行、初日のランチで伺ったのは、柚子雑炊が名物の「一心居」さん。
「一心居」は、八坂神社西楼門に隣接する柚子屋旅館の1階にある食事処。

多くの観光客で賑わう華やかな雰囲気のこのエリアにある事自体が不思議に感じる程、目立たず、静かに佇む旅館です。

小さな木の門を潜り、左右に竹が植えられた急勾配の石段の坂を昇ると、歴史を感じさせる趣きのある旅館の玄関が現れます。

木の扉をガラガラと開けて、中に入ると、そこは、灯りを抑えたやや暗めのエントランスとなっており、左手にフロント、右手には「おくどさん」と言われる釜戸が湯気を出していました。

フロントの前に配された大きな石の器の上には、店名の由来となっている柚子がディズプレイされており、正面のガラスの向こうには中庭が見えると言った、流石は京都!と言った風情のある空間となっています。

灯りを落した室内に外から差し込む淡い陽光。ガラスの窓越しに見える庭の青い竹と、石をつたう涼しげな水の流れ。さり気なく飾られた小さな花。そして、和服姿の若い女性スタッフが発する柔らかな京都弁。あ~、京都に来たんだなぁ!と言う実感。

この柚子酒は、酒1合に柚子を2個半も使っているそうで、酸味がきりっと際立ったすっきりした味わいで、とても気に入りました。

最初に運ばれたのは、朱盃に盛られた15点もの目にも鮮やかなおばんざいの数々。朱盃に、緑のモミジの飾り付けが、何ともフォトジェニック!

旅館の方々の対応も柔らかで、丁寧です。お部屋は10畳のお部屋でしたが 窓からは青もみじが綺麗に見えて涼やかでした。

夜の食事は ハモシャブの柚鍋懐石でした。ほぼほぼ、満足なお味でした。お刺身はしつらえは素敵でしたが お味は、さほど、、、といったところ。ハスの葉につつんで焼かれた牛肉のみそ焼きは とてもおいしかったですよ

。お鍋はお豆腐がおいしい。ハモシャブも 身がしっかりしていてなかなかです。柚雑炊は、お出汁が煮えでしまって、やや塩気がきつかったかも・・・・。

お風呂も丁寧に、お掃除がしてあって気持ちよくは入れました。何より 朝ご飯が絶品です。何種類ものお惣菜のすべて、これが じつに美味しいです。

こんな町中にあるにもかかわらず とても静かで ゆっくり時間が流れていく感じがしました。何か、異次元の世界にいるような不思議な雰囲気でした。

この宿泊施設は京都市で最高のロケーションと評判!この都市にある他の宿泊施設と比べて立地条件抜群です。

 

 

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