外部収納庫のチェックポイント
中古のキャンピングカーの場合、ここは常に雨風にさらされている部分ですから、内部の状態も大切ですが、ここは外部、つまり扉の部分に注目しないといけません。
常に外部にさらされているこれらの扉は、外側の色褪せはもとより、扉の中に雨水等が入り込んで腐食している場合があるからです。
一般的に、扉の外板はFRPという腐食に強い材質が使用されていますが、その一枚内側は木材で作られていることが多く、ここに雨水が浸み込んで木材を腐食させてしまいます。
ほとんどのキャンピングカーは、外部収納庫の扉に不具合を抱えています、当然古いキャンピングカーになればなるほど、その確率は上がります。
見分けかたとしては、扉を斜めから見て、膨らんでいたり、へこんでいたりしたら、内部に問題を抱えている可能性がありますので、よく確認をした方がいいと思います。
扉のワク部分にはアルミが使われている場合があり、これも古いキャンピングカーでは腐食の有無を確認した方がよいでしょう。
中古キャンピングカーを選ぶ際に、避けては通れないのが、製造されて年月が経過しているために劣化してる部分をある程度は受け入れて購入しなければならないというこです。
中古キャンピングカーの中でも、特 に劣化が激しいと思われるのが、常に車両の外 側にある壁面やその継ぎ目部分。
窓やドアに はパーツ同士の継ぎ目があり、その継ぎ目部分 に充填されている目地材(コーキング)の経年 劣化の状態によっては、雨水の浸入なども考え られるため、特に入念なチェックが必要です。
外部収納庫の化粧板が経年劣化によって内部の板が腐り、浮いてきてしまって
いる場合は、一度扉を取 り外し、芯の部分の板を取り替えなければなら ず、手間と費用が掛かります。
中古キャンピングカーを選ぶ際には 外部収納庫の扉を手で押してみて、ペコペコす るような感触がないか、化粧板が浮いたような 状態になっていないかなどの確認を十分にする 必要があります。
外部収納庫の扉をチェックする場合には、裏側の状態もキチンと確認するようにしましょう。
中古キャンピングカーの外部収納庫の扉の状態の他に、扉に取り付けられている、ロックの状態も合わせて確認をしておきます。
古い車両ともなれば、キーシリンダーの外側が錆びている場合もあり、あまりひどいようであれば、キーシリンダーごと交換した方が良いかもしれません。
キャンピングカーは特殊な車のため、普通乗用車に比べれば点検する項目も多いできれば、詳しいひとに‥‥。