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川湯温泉 「仙人風呂」(和歌山県)

古くから温泉利用されており、仙人風呂は江戸時代初期に始まったとされます。1957年(昭和32年)9月27日、厚生省告示第310号により、熊野本宮温泉郷の一部として湯の峰温泉、渡瀬温泉とともに国民保養温泉地に指定されました。共に国民保養温泉地に指定された湯の峰温泉、渡瀬温泉とは毎年10月に献湯祭を開き、熊野本宮大社に献湯しているそうです。仙人風呂でのかるた大会は2001年から始まったそうです。

川湯温泉は和歌山県の中央部分、田辺市本宮町の大塔川沿いにある温泉地で、川原を掘れは温泉が湧くと云われてます。川底から湯が湧き出し、川全体が湯船になっています。川湯温泉は、川の横に大きな関を設けてそこに川の水を注ぎ込んで湯船としています。「仙人風呂」は川湯温泉の名物お風呂で、大塔川の水流が少ない毎年12月~2月の3カ月間だけ開催される期間限定の巨大な無料露天風呂です。

川自体が浴槽になっている温泉の宿命なので仕方ないですが、天候によって入浴できるか大きく変ってしまいます。雨などで増水した場合は入ることができず、また川の水量などによって、湯の温度も変わってしまいます。また冬季だけの営業となるそうです。

この温泉は、昼間は一般道からも丸見えになってしまうので、水着着用が必要ですが、夜は特に男性を中心に裸で入浴をしているようです。また女性専用の脱衣場も用意されています。車は仙人風呂がある大塔川から200mほど離れたところの、砂利の広場に停められます。

川を堰き止めた向こう側に湯船が・・・・。仙人風呂の入口は、手作りの橋を渡ります。川を堰き止めて砂利が積まれた湯船が見えます。女性用脱衣所は橋を渡ってすぐ右に進み、男性用脱衣所はよしず壁の向こう側を右に進むとあります。8人は余裕で着替えられる女性用脱衣所内は竹の竿とバスマットがあるだけ、床は砂利なので足が汚れます。

すごく大きな湯船は100人以上は入れそう。源泉は73℃と熱く、川の清流を引き入れて適温にしていますが、これだけ大きな湯船なので場所によって温度がかなり違います、水のように冷たい部分からまさに適温の部分まであり、真ん中くらいがいい湯加減でした。プールのように泳いだり・・・・。夜間や早朝には満天の星の下でせせらぎを聞きながらの湯浴みが楽しめます。

川底のあちこちから温泉がプクプクと湧き出していて、湯面には、あちらこちらで泡がたってるのが分かります。源泉が湧き出す、大きな露天風呂で川の水と湯底からプクプク湧く源泉が身体全体に感じる。大自然の息吹を体感できます。足裏が熱いです。素敵な露天風呂を無料で開放して頂き、川湯温泉の方々には感謝します。

所在地:和歌山県東牟婁郡本宮町皆瀬川
電話番号:0735420735
URL:https://www.hongu.jp/kawayu/
料金:大人0円 子供0円
営業時間:06:30 〜 22:00
アクセス:新宮市から、国道168号を1時間程度北上すると川湯温泉に到着する

 

 

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