喧騒とした日常から抜け出して静かな場所で自分を見つめ直したい。何も考えずにボーっとしたい。非日常を味わいたい。そんな方にオススメの宿です。昭和4年に開湯された青森県のにある秘境の温泉施設です。
施設には、混浴露天風呂など4つの温泉があります。日帰り利用もできますし、宿泊も可能です。不思議で幻想的な宿「ランプの宿 青荷温泉」についてご紹介します。
ランプの宿、青荷温泉までの道のりは山道です。私が宿泊したのは4月終わり頃でしたが、まだ残雪がありました。冬に運転する時は、滑らないよう慎重に運転しないといけません。途中で津軽弁で書かれた看板が現れます。
山の中にある旅館なのでタクシーかレンタカーがオススメです。冬は雪が積もっているので運転に自信がない方は路線バスや送迎バスを使いましょう。
青荷温泉。「よぐきたねし」と津軽弁で歓迎の言葉が書かれている看板を見て、嬉しくなります。
中に入っていみると、受付があります。灯りがランプの灯りのみということもありお昼すぎなのに薄暗いです。
女風呂には立派な露天風呂もありました。五右衛門風呂と浅めの露天風呂です。
玄関を上がってすぐ左側に入ると売店があります。青荷温泉ならではのお土産やお酒などが販売されています。
ランプの宿 青荷温泉には4つの温泉があります。全ての温泉それぞれ紹介したいと思います。
健六の湯
内湯は広々としています。本館から離れているせいか、だいたい貸切状態でした。一人で入るには贅沢すぎる温泉です。
ここの温泉はシャワーがありませんでした。このあがり湯に桶を使って身体や頭を洗いました。シャンプーやリンスもなく、設置されているのはボディソープのみです。
本館内湯
本館に入り受付の廊下をまっすぐ行くと、左側に本館内湯があります。
内湯の天井です。天井は高くて開放感がありました。朝の太陽を浴びながら朝風呂を堪能できます。
かなり綺麗でした。窓から見える景色も素晴らしいです。
混浴露天風呂
本館内湯を堪能したら、次は混浴露天風呂です。内湯を通り過ぎてまっすぐ突き当たりまで向かいます。突き当りに履物があるので、スリッパを履き替えます。
右手に現れたのが混浴露天風呂。よく見るとうっすら壁が透けて中が見えています。
滝見の湯
混浴露天風呂の近くにある温泉です。
滝見露天風呂
ランプの宿 青荷温泉の食事
食事は大広間で食べます。席が決まっているので、名札のある席に座ります。
夕食と朝食が付いたプランでした。食事は山菜や川魚、郷土料理も食べられて健康的でとても美味しかったです。
ランプの宿 青荷温泉の部屋の様子
普段はなかなか聞けない小鳥のさえずりや、滝の流れる音など自然をたくさん感じることができて癒やされました。布団の準備や御飯と味噌汁など、セルフサービスで行うことも多いですが、宿泊代もそんなに高くないので、満足度は高いです。なにより非日常を体験できます。