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伊豆八十八ヶ所霊場⑩

第72番 禅宗院

創建年代は不明ですが、かつては善瀲院という名で、別の地にありました。 1668(寛文8)年以前に曹洞宗に改宗し、現在地に遷移したと推測されています。

第73番 常在寺

古くから小さな釈迦堂があったところに、1429(永享元)年に無範という僧が留まり、喜捨によって堂宇を建立し、常在寺という臨済宗に属する寺を開きました。

第74番 永禅寺

1167(仁安2)年に文覚上人がこの地を訪れた際、持っていた釈迦如来像を安置して堂宇を建てた、永善寺という真言宗の寺院が始まりです。 後に再興された折に、永禅寺と改称し、臨済宗となりました。

第75番 天然寺

1468(応仁2)年に雲誉文公によって創建されました。 しかし、1705(宝永2)年8月に大洪水によって流失、4年後の1709年に再建された。

第76番 浄泉寺

1414(応永21)年に及歎によって開かれた寺院です。 1648(慶安元)年には徳川家光による御朱印状を受けて、1758(宝暦8)年には増上寺の交代寺となりました。

第77番 円通寺

古くは弘法大師作と云われる観音像を安置したという、妙智山円通寺という名前の真言宗の小庵でした。 その後、東林友丘によって臨済宗に改宗となりました。 当時は那賀川の岸辺に沿って堂宇が建てられていましたが、今より200年ほど前に現在地に遷移しました。 その際、1179(治承3)年に僧文覚がこの寺院に滞在していたことから、山号が文覚山となりました。

第78番 禅海寺

寺の由緒書きに依ると、1192(建久3)年に栄西禅師がこの地を訪れ一宇を造り、祥雲山禅海寺と名づけたとありますが、住職に依ると栄西禅師は勧請されて始祖になったもので、実際は弟子の建立とのことです。 後に1252(建長4)年にこの寺院の本尊釈迦如来を夢に見た鎌倉幕府の6代将軍・宗尊親王と執権・北条時頼が堂宇を再建し、寄進をしたために、宗尊親王が開基とされています。

第79番 建久寺

建久年間(1190~1198年)に創立された寺院です。 後に安山という僧が再興、那賀村にあったものを現在地に遷移し、檀徒も移住したと云います。 しかし、1507(永正4)年に焼失し、詳細は不明となりました。

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